2014年12月28日日曜日
年末年始のお休み
【倉敷意匠アチブランチ】より、年末年始休業日のお知らせ。
12月29日(月)~1月2日(金)を冬期休業日とさせていただきます。http://atiburanti.classiky.co.jp/
「家×クラフト」展も同様に年内は明日28日(日)迄、年始は1月3日(土)からになります。ご来店の際にはお間違えないようのお気をつけ下さい。
12月29日(月)~1月2日(金)を冬期休業日とさせていただきます。http://atiburanti.classiky.co.jp/
「家×クラフト」展も同様に年内は明日28日(日)迄、年始は1月3日(土)からになります。ご来店の際にはお間違えないようのお気をつけ下さい。
2014年12月22日月曜日
家×クラフト・はじまりました!
家×クラフトvol.3・倉敷意匠アチブランチ
無事にはじまりました。
観光地ということもあって、大変多くの方に私たちの活動を見ていただけたと思います。
若いカップルには、ギャラリー内に作った小屋に座っていただき、
私たちの展示をぐるっと見ていただきました。
楽しそうでした^^
来年1月21日まで開催していますので、皆さん来てくださいね。
稲垣大
自己紹介:
大阪の阿倍野という下町の商店街で、“鍛金”という仕事をしています、稲垣です。
“鍛金”とは金属の板や棒を金槌や木槌で叩いて、伸ばしたり縮めたりしながら、成型する技法です。6000年程前に現在の東欧、中東のあたりで発祥し、弥 生時代にシルクロードから伝わり、以来日本で独自の発展を遂げてきたようです。それは大きな歴史の話、少しロマンも感じる6000年も前からですが、いき なり現代へ、今からほんのすこしの昔の話…。
まだモノあまりがなくて貧しかった頃、日本には「しつらえ」という言葉がありました。勿論、いまでもある事なのですが、昔ほど世間で耳にしなくなったようにも思います。
「しつらえ」られた着物、草履、洋服、ワンピース…、それらは一点もの、一生もので、高価だけど重宝し、大切に使おうという意識が自然と芽生え、綻べばなおすという気持ちがあたりまえのようでした。
いまふと思い浮かんだそれらは、身に纏うモノたちです。
素材の持つ質感が、家や生活空間から少しずつ失われていったと感じた25年程前に鍛金と出会い、何とかつくり続けている中で「家×クラフト」のメンバーと の出会いがありました。それは、感じていても、ひとりではなかなか辿り着けそうになかった道筋が、見え始めた瞬間でもありました…。
写真は鍛金の道具、当金と片手鍋です。道具に規格品はありませんので、モノを造る前に、道具事体を造ります。
「家×クラフト」展の提案するモノたちが、一点ものでもなく、大量生産でもありません。
それらは、時に「部屋」を纏うようなモノや、少し高価だけど現代の「しつらえ」の意識に寄り添う気持ちの中と、その周辺の質感あるモノたち。
そんな意識や気持ちを共有しながら、たとえゆるやかでも、ちょうど心地よい距離感や速度で、少しずつ歩んでいければなと、思っています。
出展品は、真鍮や銅の照明傘、金具、石鹸置き、片手鍋や調理用具、珈琲ドリッパーなど。
本当に寒くなってまいりましたが、ご覧いただければ幸いです。
是非、目一杯あたたかくして、お越し下さいませ!
川端健夫
自己紹介:
滋賀の里山で木を削り、家具や器を作っています川端健夫です。
子どもが生まれた時に助産師さんにすすめられてベビースプーンを作ったのをきっかけに、それまでの家具に加えて、暮らしまわりの器やカトラリーを作り始めました。使ってくれる人がちょっとだけ幸せな気持ちになってくれたらと願いながら、日々木を削っています。
この「家×クラフト」の活動は私の義母が古民家を改装する時に、プランニングを私に依頼したところからはじまりました。間取りを考え、素材を選び、大工さんに依頼する。そ して、仕上げになったときに、今展の出展者でもあるハタノワタルさんに壁紙や襖をお願いしました。彼は空間の仕上がりを自分なりに想像し、初め私がお願い したよりも、微妙に明度を落とした色を提案してきました。そしてそれがとても良かった。そのときに、このクラフト作家の持つ感覚を取り入れることで、家と いう居場所がもっと親しみの持てる心地よい空間になるのではないかと思ったのでした。これが、この活動を始めるきっかけになったのです。
その後、この家は洗面台や作り付けの食器棚などを自分で作ったり、大谷哲也さんの照明やハタノさんの和紙に関美穂子さんデザインの柄をいれた襖をゲストルームに使ったりして、家主にとってもとても愛着の持てる家になりました。
日々接する素材への感覚、そして暮らし道具をつくるからこその暮らしへの思い。倉敷でそんなクラフトの作り手が持つ感覚を家に取り入れるきっかけを感じてもらえたら嬉しいです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
滋賀の里山で木を削り、家具や器を作っています川端健夫です。
子どもが生まれた時に助産師さんにすすめられてベビースプーンを作ったのをきっかけに、それまでの家具に加えて、暮らしまわりの器やカトラリーを作り始めました。使ってくれる人がちょっとだけ幸せな気持ちになってくれたらと願いながら、日々木を削っています。
この「家×クラフト」の活動は私の義母が古民家を改装する時に、プランニングを私に依頼したところからはじまりました。間取りを考え、素材を選び、大工さんに依頼する。そ して、仕上げになったときに、今展の出展者でもあるハタノワタルさんに壁紙や襖をお願いしました。彼は空間の仕上がりを自分なりに想像し、初め私がお願い したよりも、微妙に明度を落とした色を提案してきました。そしてそれがとても良かった。そのときに、このクラフト作家の持つ感覚を取り入れることで、家と いう居場所がもっと親しみの持てる心地よい空間になるのではないかと思ったのでした。これが、この活動を始めるきっかけになったのです。
その後、この家は洗面台や作り付けの食器棚などを自分で作ったり、大谷哲也さんの照明やハタノさんの和紙に関美穂子さんデザインの柄をいれた襖をゲストルームに使ったりして、家主にとってもとても愛着の持てる家になりました。
日々接する素材への感覚、そして暮らし道具をつくるからこその暮らしへの思い。倉敷でそんなクラフトの作り手が持つ感覚を家に取り入れるきっかけを感じてもらえたら嬉しいです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
2014年12月18日木曜日
もうすぐはじまります!
いよいよ、明後日より「家×クラフトvol.3・倉敷」がはじまります。
大切な器がある。
その器を置くテーブルは?
その器を照らす灯りは?
そんな暮らしの空間は?
そんなところから、家×クラフトは、マンマ・ミーアからはじまりました。
改めて「家×クラフトvol.3・アチブランチ」の情報をUPします。
家×クラフト vol.3
http://ie-craft.blogspot.jp/
https://www.facebook.com/ie.craft
雨の日も風の日も私たちをあたたかく包んでくれる家
クラフトの作り手がご提案する家の姿
第3回目となる家×クラフトは倉敷で開催します!
【日時】
2014.12.20-------2015.1.22
営業時間/10:00~18:00
期間中の休業日…12/22(月),12/29(月)~1/2(金),1/5(月),1/13(火),1/19(月)
【場所】
倉敷意匠アチブランチ http://atiburanti.classiky.co.jp/
〒710-0055
岡山県倉敷市阿知2丁目23-10・林源十郎商店 1 階
kino workshopさんのポストの中に入ってた手紙をもって、小原聖子さんの取っ手がついたハタノワタルさんの和紙に型染めした関美穂子さんの扉を開ける と、稲垣大さんの灯りがともる部屋があって、その真ん中に枯白さんのテーブルがあります。川端健夫さんの椅子に座って、大谷哲也さんの器でごはんをいただ くとしよう!
朝になれば伊藤尚美さんのカーテンを開け、太陽の光を取り込むんだ。
布・伊藤尚美/カーテン
金属・稲垣大/照明・金具他
ガラス・井上剛・照明他
陶器・大谷哲也/照明・時計・土鍋他
真鍮・小原聖子/引手・クリップ他
木工・川端健夫/椅子・つまみ・皿他
木工・kino workshop/取手・ポスト・トイレットペーパーホルダー他
木工、鉄・枯白/テーブル・くるくるフック他
型染め・関美穂子/扉他
和紙・ハタノワタル/扉・壁紙他
陶器・八田亨/手洗い鉢・器
家×クラフトは滋賀県にあるマンマミーアからはじまった、家プロジェクトです。暮らしの器や生活道具を作るクラフトの作り手が、家を作ることができないか なという発想からスタートしました。家つくりを考えている方、お部屋の模様替えをお考えの方、設計をされている方、ご興味のある方は、是非お越しくださ い。
マンマミーア・川端健夫
家×クラフトに関するお問い合わせはgallery-mamma mia川端まで
gallery-mamma mia
滋賀県甲賀市甲南町野川835
tel/fax 0748-86-1552
枯白(こく)
自己紹介:
枯白の乾です。兵庫県で木や金属を使用して家具や室内道具を製作しています。イメージした形を、納得した材のみを使用して作っています。
そんなスタイルでいまはオーダーメイドでも家具を製作しています。ほとんどの材が1点ものなので難しいところがありますが、家(部屋)のイメージやサイズ感に合った家具を、枯白なりの視点でご提案するようにしています。
先日、大谷哲也さんとコラボで製作した手洗い台を納品させていただく機会がありました。
御注文をくださったお客様は、まず玄関扉を開けて正面に手洗い台を置かれるイメージから始まり、手洗いの蛇口、照明、床のコンクリート、隣のトイレのドアの色味や取手までイメージを膨らませて実現してくださいました。
こんなふうに、ひとつの「もの」のイメージから空間がひろがってくようなことが「家×クラフト」の可能性なんじゃないかなと思っています。
写真はご使用くださっている手洗い台の様子です。
(脚は漆焼き付け塗装。天板は松の古材に撥水コーティングが施してあります。)
今回の展示ではコラボの手洗い台、新作のカーテンレールやペーパーホルダーなど出品します。
2014年12月14日日曜日
正月飾り
現在、知人の庭師とコラボで正月飾りを作っています。
使用和紙は防腐剤を使っていないネリで漉いた国産楮の手漉き和紙。
赤は弁柄と柿渋で染めたものです。
いくつかパターンを作っています。
クラフトマンのつくる正月飾り
家×クラフトで少し発表します!
小原聖子
自己紹介:
神奈川県茅ケ崎市でおもに真鍮を素材とし、
時代も国籍も飛び越えて響いてくるかたちを求めながら、 日々手を動かしています。
和紙のハタノさんと、ここ4年くらい、 東京と関西で二人展を定期的に開いていてやりとりを続けるなか、
展覧会以外でも、折々に刺激的な(?)依頼をくださいます。
普段の制作とはまた少し異なる襖の引手やドアの取手など、 暮らしの中で使う道具をわたしなりにかたちにするとても良い機会 になっています。
今回は、そんな中で生まれた真鍮の引手や取手、 それから以前より作ってみたかったクリップをかたちにしました。
大きめなので、 ボードと合わせてコピー用紙を挟んでメモにしたり、 紐でぶら下げてタオルを挟んでも。
食べかけのお煎餅や乾物の袋を留めてもいいな〜、なんて。
あと、自分でも使っているアクセサリースタンドも、 バリエーションを増やしてお届けしたいと思っています。
毎日過ごす家の中で目に留まるものが、 使いやすいだけでなく愛着をもって使い続けられるものであるよう に。
「家×クラフト」 ではきっとそういうものを見つけていただけると思います。
伊藤尚美
自己紹介:
水彩画家•テキスタイルデザインの伊藤尚美です
出産を機に伊賀の里山へ移り住みました。
アトリエから眺める四季折々の恵み、光の移り変りに心動き
筆を走らせる日々です。
水彩を20年前に始め、 布の柄を描くテキスタイルデザインに出会いました。
後に、祖父が紳士のテキスタイルデザインをしていたことを知り、 さらにルーツをたどっていく時期がありました。
基本にあるのは、 ガーゼを中心とした光を含む肌のような布作りです。
今回は新たに絹やリネンも用いた布でカーテンを制作しました。
柄をのせた布と、リネンを糸から染め織り上げた無地色の布で
カーテンや生活の布用品をしつらえました。
滑らかな布は
朝や晩のひかりによって表情を変えるような刷りをとりいれました 。
隣の町にあるマンマミーアの川端さんが、 個展から声をかけていただいて
初めての家×クラフトの参加です。
枯白さんとカーテンまわりの道具やお話しをすすめる時間は
来年、初めて建てる自身の家の窓辺を想像しながら、 楽しんで仕上げていきました。
2014年12月12日金曜日
kinoworkshop
自己紹介:
岐阜県の飛騨古川で木の家具や小物をつくっているkino workshopの片岡です。
家具の産地飛騨に木工を学ぶべく各々がやって来て、そのまま住みつき今に至るふたりです。
ものづくりを始めた頃、多くの人にとって無垢の木の家具は身の丈に合わないぜいたく品なんだなあ、と感じることがよくありました。
木に限らず、使うほどに暮らしになじむクラフトのものは気持ちを豊かにしてくれます。
誰かの身の丈に合った、誰かの豊かな暮らしのためのものをつくりたい、と、つづけてきました。
家×クラフトは、そんな私たちの思いがかたちになっちゃった!と、おどろきのアクションでした。
微力ながら展示に参加できてうれしく思っています。
出品予定の作品は、我が家でも実際に使っているポストやペーパーホルダー、スツールなどのほかに、照明、取手など。
たくさんの人にご覧いただければいいなと思います。
初日の在廊もたいへん楽しみにしております!
2014年12月11日木曜日
井上剛
自己紹介
東京都墨田区で活動しているガラスの井上剛です。
東京の下町のこの一帯は、 旧くから日本のガラス文化の中心地のひとつとして多くの製作場や 工房がありました。
そのガラスの街で「硝子企画舎」 として自身の制作とともにガラスに対する様々な要望に応える活動 をしています。
「ガラス屋にできること」
ひとりの作り手として、 ガラス素材を通して如何に社会と関わる事ができるかが、 テーマとなっています。
日々の生活のアイテムから、 用途を離れて素材の可能性を探るものまで、
ジャンルやフィールドを超えて幅広くアプローチしたいと考えてい ます。
今年2月、硝子企画舎の工房内に併設されたギャラリー「 プリズムプラス」でも「家×クラフト」展を開催しました。
この企画が更に発展、展開していくのを楽しみにしています。
2014年12月10日水曜日
大谷哲也
自己紹介:
滋賀県の信楽町で食器や土鍋を作っている大谷哲也です。
どちらも今のところ白ばかりです。
時々、それは信楽焼ですかと聞かれて返答に困ります。
信楽で作っいるので信楽焼かもしれませんし、食器は有田
でも、僕は何焼きでも全然構わないと思っています。
僕の作ったカップをひとつだけ手に取ってじっと眺めて
話は変わりますが、今新しい工房と展示室を自宅横に建
展示室の内装には出展者のハタノワタルさんの和紙を壁紙
とてもいいものなので、自分たちの展示室に使います。
とてもいいものなので、皆様にもお勧めしたいです。
とてもいいものなので、ぜひ「家xクラフトへ」お越しく
2014年12月9日火曜日
和紙の扉と取手
昨日、今日と稲垣大さん、小原聖子さんの引手、取っ手を和紙を貼った扉の上に置いて、扉の色の調整をしています。
金属の使い方によって、住空間はぐっと締まってきますね。
家×クラフトでは、コラボで制作している作品も多く
手洗い鉢と台、カーテンとカーテンレール、襖と引手等々
より暮らしに近づいたご提案をできればと思っています。
(ハタノ)
関美穂子です。
自己紹介:
関美穂子です。
京都で型染めという染色の技法で
雑貨や、帯などの制作をしています。今回の展示の会場でもある倉敷意匠さんの図案の制作などもしています。
紙に染める時は、ハタノワタルさんの手漉き和紙をいつも使わせて頂いています。
それがきっかけでたまに
襖の紙を頼んで下さいます。
自分だけではきっと思いつきもしなかったであろう存在です。
自分で制作する時はどちらかというと
コチャコチャした図案や、一枚絵のような物になりがちなので、飾り物などになる事が多くて、日用品だとしても小さな物を作る事の方が多いからです。
自分だけの楽しみみたいな範囲のものです。
部屋に溶け込むような皆の目にずっとふれるような物に向くとはあまり思っていなかったからです。
まだおっかなびっくり感はあり
毎回失敗したりまだまだ試行錯誤中ではあるのですが、、、一枚絵ではなくて連続模様が単純に面白くなってきています。きっかけをありがとうございました。
今回の図案(1枚目)は、もとは友人の結婚式の為に制作した型絵染めが気にいっていて、このテーマでもう一度やってみようと思い制作しました。
好きな場所で好きなように性質のままのびのび暮らせますように、とお祝いの気持ちと自分の願いをこめたような絵になりまして、、。
「住処」と題名をつけたのですが、
襖絵にしたらちょうど良いように思い作りました。
2枚目は結婚式の為に作ったものです。
襖の他に、部屋の壁に飾る額装した型絵染めの展示もします。
どうぞよろしくお願いします。
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